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松波酒造

映像・WEB・フォト・ポスター・コピー

CONCEPT of WORKS

松波酒造は明治元年から続く能登の小さな酒蔵。能登で暮らしていると、都会では到底結びつかない職種の方と知り合いになることがある。松波酒造の若女将もその一人だ。「よかったら遊びにおいで」と声がかかり、ふらっと訪れた酒蔵は、まるで映画のセットのような空間。蔵、住まい、家族が一体となったその環境は、古き良き時代の時が今でも流れている。映像、写真、ポスターデザインはすべて、この歴史ある蔵を中心とした時の流れ、空気、が伝わるようデザイン構成がなされている。2019年には松波酒造独特の世界観をコピーライトを含めWEBの中に閉じ込めた。

古川商店

ショップカード・リーフレット・パッケージデザイン・映像・フォト

CONCEPT of WORKS

全国からの能登半島最北端にあるパン屋「古川商店」を目指し、お客さんがやってくる。店主の古川一郎は寡黙にパンを作り続ける、いかにも職人気質の店主だ。パン屋の女将、古川まみは真逆の話しだしたら止まらない性格で、古川商店のすべてのイラストは彼女によって作られている。古川商店は昔から多くの人々に愛されているパン屋でもあり、その世界を壊さないようにデザインする事を最優先にして制作に関わっている。「フルカワールド」と呼ばれるこの世界観を全面に出しつつ、本質的なパンのおいしさが伝わるデザインが、すべての古川商店の広告ツールに生かされている。

NOTONEN 能登燃焼器工業

Webデザイン・フォト・コピー

CONCEPT of WORKS

「珪藻土コンロを売るサイトではなく、どのようにして生み出されるか、を表現するサイトを作ってほしい」そう私に語ったのが、東京から実家の家業を継ぐために、珠洲へ戻ってきた能登燃焼器工業の跡取り、舟場さんだ。切り出し珪藻土コンロは、全長数キロにも及ぶ坑道の中で切り出される珪藻土の塊を整形して作られる。現場に行かせてもらうと、彼らのあたりまえの作業風景が、私にとっては何もかも新鮮に写った。一つのモノができるまでの工程に、驚くほどのストーリーがある。これは大切に、丁寧に伝えないといけない。なぜならそこには職人の魂が宿っているから。

御祖酒造

Webデザイン・映像・フォト・コピー・リーフレット

CONCEPT of WORKS

御祖酒造は石川県羽咋市にある酒造会社。御祖酒造との出会いは、わたしが裏方で取材カメラマンとして、御祖酒造に訪れた際に、社長の藤田氏に手渡したすずたまの名刺がきっかけだった。そのデザインに惹かれ、WEBをつくるならここに頼みたいとの思いがあり、ある日1本の電話がかかってきた。「つくりての思い」を伝えたい、と丁寧に自分たちの作る酒を説明する社長の思いに応えたいと、WEB制作を手がけることになった。社長の藤田氏と杜氏の横道氏の強力なタッグで作り出される日本酒は、主役である料理に寄り添う酒。伝統にとらわれず、常に革新的においしい酒造りを日々追求している。

岩穴の火 -古民家岩穴 -

リーフレット・ロゴデザイン・フォト

CONCEPT of WORKS

石川県七尾市の山奥、岩穴集落と呼ばれる場所に、300年以上一瞬たりと消えることなく燃え続ける火がある。集落の人々はそれを「火様」とよび大切に守り続けている。そんな話を聞いたのは、関東から通いでその火を守っている張本人、森田氏だ。元々その集落にある、中屋家のおばあちゃんがその火を代々守り続けてきたのだが、その方も亡くなり、その意思を継いだ森田氏が、今でもその火を絶やさずに守り続けている。火様に対する熱い想い、火を大切に扱った人々と、能登の精神を感じる物語に惹かれ、ロゴデザイン、リーフレットなどのデザインでサポートさせて頂いた。

niji hana oto

展示レイアウトデザイン・コピー・カード・フォト

CONCEPT of WORKS

移住後にエステと手作り石鹸の店を、珠洲の海辺にオープンした古畑さん。いつも陽気な笑顔を振りまく彼女は、大好きな珠洲の自然に囲まれた環境で、能登の素材を活かしたナチュラル石鹸を作っている。「急ぎで悪いんだけど〜」といつも私に仕事の依頼をしてくる古畑さんが、ある日「金沢で石鹸のギャラリーをやるので助けてほしい」と電話をしてきた。ギャラリーでの空間演出、文章、かざりなどをサポートした。この個展がきっかけに、その後県外や海外にも石鹸を卸すようになったが、古畑さんは慌てずマイペースで珠洲の暮らしを楽しみながら、今日も石鹸を作り続けている。

ORGANIC ENGLISH

リーフレット・フォト

CONCEPT of WORKS

私が能登に移住した当初からの友人の一人、渡辺キャロライン。彼女と話すときはいつも英語での会話となるが、彼女は能登移住の大先輩であり、もちろん日本語はペラペラ。私以上にこの里山里海の能登の地域に溶け込み、日本人以上に日本人のスピリットをもった女性。英語教師、陶芸家であるキャロラインは、能登の自然を愛し、オーガニックな暮らしを追求している。そんな彼女が、英語の環境でオーガニックライフを味わえる個人レッスンを始めたいというので、デザインで協力した。彼女の住む美しい住まいと自然環境が伝わるようなリーフレットが完成した。

Muine

Webデザイン・リーフレット・コピー・フォト

CONCEPT of WORKS

ムイネーは酪農家の息子とベトナム人妻が営む洋菓子とベトナム菓子のお店。日本広しといえども、手作りの本格的ベトナム菓子が買えるのは、能登半島の最果てにあるこのお店だけというから驚く。デザインの依頼を頼まれると、いつもクライアントの魅力とはなんだろう?というところから始まる。ムイネーという店名にした理由は、妻と一緒に旅行した思い出の地がベトナムのムイネー砂丘だったから。この話を聞いて、このお店の魅力はこの夫婦にあって、それを伝えなくてはいけないと確信した。「能登半島の最北端、夫婦のものがたり」としてデザインを制作した。

su_ha

ロゴデザイン・ショップカード・フォト

CONCEPT of WORKS

奥能登で体にやさしい天然素材を使いクラフト雑貨を制作する「su_ha」というブランドがある。デザイナーと制作は子育てに日々追われる母親ユニット。この地での暮らしの中から生まれるアイデアを形にして、子どもたち、その母親が安心して身につけられる、体に優しい天然素材を使ってクラフト雑貨を制作している。依頼があり制作したショップカードは、母としての想い、能登のくらし、をキーワードに「この地で生まれる"やさしさ"」を表現しブランディングイメージを固めた。日々の生活に追われるなかで生まれる雑貨は、すべて手作りのため大量生産はできない。身につけて幸せになれる、そんな雑貨を今日も少しずつ、能登の時間の流れの中で彼女たちはつくり続けている。 su_ha : www.instagram.com/made.by.suha/

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